"オレが許せなかったのは、ある洋画を放送していて、俳優が持っている缶ジュースにボカシが入っていた時だ。コカコーラだかペプシなのかを消してわからなくしたのだ。映画というのは立派な作品だ。それを勝手に日本人のテレビマンが消していいはずがない。
 エスカレートしたら、やがて野球でボールが外野に飛んだ時、フェンスに描かれた宣伝の文字も消さなきゃならなくなるぜ。
 テレビは実に不自由なものに成り下がった。「著作権やプライバシーなどうるさく言ってくる時代だ」と言うのは言い訳で、テレビマンの事なかれ主義、自主規制によるところが大きいと思うね。"

モザイクとマスク|松野大介論