良く日本の企業がiPhoneをつくることが出来なかったのは、技術力がなかったからではなく、iPhoneのある未来を描ける経営者がいなかったから、という話をする人がいる。僕はこれは完全に嘘っぱちだと思っている。
たとえばタッチパネルのレイテンシ一つをとってもiPhoneに匹敵するデバイスをiPhoneができるまで作れた日本の企業がいただろうか。少しタッチパネルをかじったことがある人ならわかると思うが、iPhone 3Gがあの時期に到達したタッチパネル技術のたかみは本当にすごい。iPhone 3Gの時期にあのタッチパネルの精度、レイテンシを実現したのはタッチパネルベンダーを巻き込んだデバイスの研究開発と、描画バッファを複数持つことによるレイテンシを極力排除したOSレベルでの最適化された描画システムが必要となる。
この点だけ見ても、当時日本の企業であの滑らかさとレイテンシを実現するタッチパネルを作れるものはいなかった。だから、僕らは認める必要がある「そもそも突き抜けたものを作る技術力がなかった」ということに。なので、もう一度きちんと考える必要がある。
"— 「1000人の凡人が一人の天才に負けるエンジニアリング」ではなく「凡人1000人で本当に良いプロダクトを作るエンジニアリング」を指向したい - Future Insight (via otsune)
2011-04-17 (via gkojax-text)
(via shimanashi)